
前回の「自主学習3-2」に引き続き、今回もJavaScript実践編をお送り致します。
条件分岐とは
条件分岐とはfa-arrow-circle-right 「ある条件が成り立つときだけ、ある処理を行う」というプログラムについてを指します。条件分岐(if文)
「もし〇〇なら●●を行う」という条件分岐を指示する場合、if文を用いて処理を記述します。
point!!if文を記述する際にはインデント(字下げ)を用いて、ifの処理がどこからなのか一目でわかるよう、コードを見やすく記述しましょう。
関連記事fa-arrow-circle-right実践
const level = 12;
if(level>10){
alert("あなたのレベルは10以上です");
}
//コードをコピペして下のエディタから出力結果を確認してみよう。
コード解説
1、constで定数を宣言する。定数levelに「12」を代入する。
2、もしlevelが10より大きい値なら
3、「あなたのレベルは10以上です」とダイアログに文字列を出力する。
処理結果について
定数宣言後に定数levelへ「12」を代入しているので、if文を記述した時点でのlevelの中身は数値の「12」です。12は10よりも大きい値なので(if文で指定した条件に当てはまるので)指定した文字列が出力されます。
試しに代入する数値を10より小さい値に書き換えてみましょう。この場合は数値が条件に当てはまらない(10より大きくない)ので、文字列は出力されません。(ダイアロボックスが立ち上がりません)
真偽値について
const level = 12;
if(level>10){
alert(level>10);
}
//コードをコピペして下のエディタから出力結果を確認してみよう。
次は、先ほどのif文の条件式の部分をダイアロボックスに出力するコードを記述してみます。実行を押すと「true」という文字列が出力されますね。

この「true」は真偽値と呼ばれるもので、他に「false」が存在します。真偽値は「true」と「false」の二種類しか存在せず、条件式が成り立てば「true」、成り立たなければ「false」という結果が返ってきます。
比較演算子と真偽値
先ほどの条件式に使った「大なり(>)」は比較演算子と呼ばれる大小比較の記号です。大小比較以外にも、左と右の値が等しいのか、異なるのかを調べる「等価 (==)」「不等価 (!=)」と呼ばれる比較演算子もあります。この比較演算子をコード内で記述することで、左右の値を比較し、結果を真偽値で確認することができます。
比較演算子の種類
左の値をa、右の値をbとした場合の例
等価 (==) | aとbの値が等しい | 1 == 1 | true |
不等価 (!=) | aとbの値が異なる | 1 != 2 | true |
一致 / 厳密等価 (===) | aとbの値と型が等しい | 3 === 3 | true |
不一致 / 厳密不等価 (!==) | aとbの値と型が異なる | 4 !== 3 | true |
大なり演算子 (>) | aはbより大きい | 4 > 3 | true |
大なりイコール演算子 (>=) | aはbより大きい または等しい | 4 >= 3 | true |
小なり演算子 (<) | aはbより小さい | 3 < 4 | true |
小なりイコール演算子 (<=) | aの方が小さい または等しい | 3 <= 4 | true |


次回の記事
にほんブログ村