コンピュータの五大装置

五大装置というのは日本の情報処理学会が決めた概念ですが、コンピュータの仕組みを理解するのに役立ちますので、情報系の資格試験を勉強する方は特に覚えておきましょう。

それでは図に示します。

参考:五大装置

コンピュータの五大装置とは?

私達はコンピュータを扱うにあたって、まずキーボードやマウスから情報(電気信号)を送りますが、これらキーボードやマウスといった機器を入力装置と呼んでいます。

入力装置から入力された情報は、いったん記憶装置と呼ばれるメモリに展開され、演算・制御を担うCPUが処理を実行します。そして、最終的に人間が分かるようにディスプレイやプリンタなどから結果を出力します。

この一連の流れを図1~4の矢印で表現しています。

※制御と演算は全く違うものですが、プログラミング初学者においてはこの違いは重要ではありませんので、ここでは同等のものとして扱っています。

情報の流れをイメージしよう

実際は電気信号の流れはもう少し複雑なのですが、まずは「情報が一定のサイクルで動いている」ということを理解してください。

プログラミング初学者が疎かにしがちなのが入力と出力の部分の認識です。「入力値が◯◯で、◯◯を△△に変換して、△△をファイルへ書き出し」と頭でイメージしなければプログラミングは絶対にできません。

どんなパラメータを「入力」として受け取るのか(それをどのように変換するのかはコード内で指示するのは当然として)どこへ「出力」するのか?ということをプログラマは常に意識しなければなりません。

情報が「どこから来て、どこでどう変わって、どこへ行ったのか?」

コンピュータでプログラミングする時に気にすべきことは、この「情報の流れ」なのです。

SNS(WEBアプリ)における入出力

世の中の物事はすべて入出力とその結果です。

例えば、朝起きて人に「おはようございます」と挨拶すれば、「おはようございます」と返ってきますね。これも一種の入出力と言えるでしょう。

それでは実際にSNSアプリのFacebookを例に出して、プログラムの入出力を解説しましょう。

1.入力

Facebookにログインする時、メールアドレスとパスワードをFacebook社のコンピュータへ送ります。ここで入力装置の役割をしているのは、Facebook社の「WEBサーバ」と呼ばれるソフトウェアです。

2.記憶

Facebook社はWEBサーバ経由でパスワードとメールアドレスをパラメータとして受け取り、「メモリ」と呼ばれる記憶装置に保存します。

3.制御・演算

パスワードとメールアドレスが正しいか間違っているかの判別をCPUが「演算・制御」して求めます。

4.出力

正しい場合はログイン処理を行い、結果をWEBブラウザの画面へと出力します。

五大装置まとめ

システム開発の現場では「入力された値が思うように出力されない」というシーンがよく発生します。
その際には「どの部分で情報の流れが止まっているのか?」を探る必要がでてきますので、「情報の流れ」のイメージは常に持つようにして問題解決に挑みましょう。

五大装置とは
  • コンピュータには五大装置という概念モデルがある
  • 情報を受け取る入力装置がある
  • 情報を記録する記憶装置がある
  • 情報を処理する制御装置・演算装置がある
  • 情報の処理結果を受け取る出力装置がある
にほんブログ村 IT技術ブログへ
にほんブログ村